【大條 充能】総務のアウトソーシングビジネスを日本で最初に立ち上げたスゴい人!

大條 充能

当時日本には存在しなかった総務部の仕事を丸ごとアウトソーシングする事業を、1998年に立ち上げた。
大手出版・情報サービス会社、及び、大手人材派遣会社、不動産総合マネジメントサービス会社など名だたる企業が、そのサービスを利用している。
しかし、会社を立ち上げた当初、売上が上がらず、赤字が続き、会社が倒産する瀬戸際に立たされた苦しい時期があった。
彼がその時にとった行動とは?
さあ・・・株式会社ゼロイン代表取締役会長 兼 CEO大條充能様の登場です!

「誰もやっていないことをビジネス化」

リクルートでの最初の仕事は、自社に設置されている自動販売機の利用料金の伝票をファイリングする事でした。
この仕事は1日もあれば終わってしまうので、「これでいいのか」と疑問を感じたんです。
ある夏の暑い日に営業マンからジュースが買えないというクレームを聞きました。
ひょっとして、自分の仕事は伝票整理じゃなくて、本当は売り切れをなくす事なんじゃないかと思ったんです。
そこから、業者の来る頻度を1日2回に増やしたり、一番売れている商品を増やして売れない商品を撤去したり・・・色々試しているうちに売り切れが無くなって、「最近総務ってよく働いているよね」って言ってくれたんです。
嬉しかったですよ。社会人としての最初の成功体験でしたね。
リクルートにいる間に、ダイエーと共同での新規事業の立ち上げを担当させてもらったり、20代でマネージャーをやらせてもらったり、自分の好きにやらせてもらいました。
30歳になった時にふと、20歳の時に自分とした「30歳になったら独立する」という約束を思い出したのです。
申し分の無いサラリーマン人生でしたが、やっぱり自分との約束は守らないといけないと思ったんです。
結局2年間会社と交渉をして円満退職させてもらいました。
創業に当たっては、自分のキャリアを棚卸ししました。
総務、編集、営業、メディアプロデュースなどのキャリアの中で意外にも総務という仕事が、起業するのに一番いいと思ったんです。
総務を丸ごとアウトソーシングする会社は当時まだ存在しなかったので、世の中を改革できると思ったのです。
新しいマーケットを自分達で作り上げて創業者利益を取るというリクルートのDNAが、自分の中にも根付いていたんですね。
立ち上げ当初が今までで一番辛かったです。
月々300万円の固定費がかかるのですが、売上がなかなか損益分岐点を越えないのです。
そうこうしているうちに資本金1500万円が底をつきそうになりました。
ここで社員を集めて、この夏を乗り越えられないかもしれないということを正直に話し、夏休みを返上して営業することにしたんです。
そうしたら、結果が出て何とか乗り越えられたんです。
夏休み返上が問題の解決に直接繋がっていたのかは正直わかりませんが、具体的なアクションを起こしたのが会社の存続につながったのだと思います。
大きな目標を達成するにも、最初の一歩を踏み出すことが大事なんですね。
アクションを起こすことが大切ですよ。

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