【武宮 正樹】宇宙流という独自の布石で囲碁を極めたスゴい人!

武宮 正樹

本日は、囲碁を極め『宇宙流』という独特かつ大胆な投石をすることで人気を集める棋士が登場する。
彼の碁は、『考える』『先を読む』こととは一線を画し、『直感で感じること』を最も大切にし投石をする。
“名人”や“本因坊”という囲碁界の名誉あるタイトルを6度も制覇し、「世界最強の男」の異名も持つ。
しかも驚くことに 今では、練習は殆どせず、 ほとんどの時間を遊びに当てる程 多趣味の持ち主である。
彼はどのようなきっかけで世界最強に至ったのか?
さあ・・・棋士、武宮正樹様の登場です!

「一生懸命ふまじめ」
囲碁を始めたのは他の人よりも大分遅かった。プロ棋士は早い人で3歳から始めることが多く、通常は4~5歳が多い。私は8歳から始めた。わんぱくな少年だったので、父が大の囲碁好きということもあり、落ち着きのある子どもに育てようと囲碁を始めさせられた。
始めてからはめきめきと上達し、囲碁の恩師の勧めもあり本格的に碁の道を考えるに至った。
父親が調べてみると、
囲碁のタイトルに名を連ねる人は13歳でプロになっているということが分かり、時間はわずかしかなかったが勉強をした結果、13歳でプロになることができた。
その後、 “名人”1期“本因坊”6期を獲得し、世界大会第1・2回を制覇するにまで至った。
その間、挫折も殆どなかった。タイトルを剥奪された時などはもちろん悔しかったが、そこまで落ち込む事はなかった。周りの人ががっかりしている方が辛かった。
囲碁は、考えるのではなく己の感じたままに打つ事が成長に繋がる。
たとえ勝負に負けても一つでも学びがあれば、それは美しく豊かな人生を作る良い機会だったということだ。
囲碁は、人間の心を美しく豊かにする競技であると思う。現在の心の状態は布石を見れば見えてくる。
私は、楽しい一生を過ごしたい。だから私は、趣味が多く、様々な感動を味わうようにしている。
将棋、ゴルフ、歌、麻雀、バックギャモンやスキーなど、最近はアルゼンチンタンゴに夢中だ。幅広い趣味は、囲碁の投石にも大いに生きている。
今の夢は世界中に碁が普及し、人々の心が美しく豊かになること。
自分が強くなることや上手くなることなど自分本位の考え方ではなく、世界を見据えた囲碁への考え方を持っていることが自らを強くしていくのではないだろうか。

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