【坂口 一弘】日本で初めてインターネットでジャズ音楽配信サービスを立ち上げたスゴい人!

坂口 一弘

みなさんはJJazz.netというサイトをご存知だろうか?
日本で初めてジャパンJazzをインターネットで配信し、現在も30万人以上のユーザーが利用するサイトである。
サイトが出来たのは2000年。ブロードバンドや定額制などのインターネットのインフラが整う前だった。なぜ、その時代にインターネットで音楽配信を始めたのか?JJazz.netの立ち上げについて、そして、その当時の業界事情を教えて頂きましょう。
さあ・・・株式会社シナジー代表取締役、坂口一弘様の登場です!

「音楽で日本を元気に!」
子供の時はガキ大将でグループを作って遊んでいました。大学生になっても変わらず、テニスサークルに所属しみんなでワイワイしていました。
ある時、合宿所の場所に困り、情報を集めてはみんなで共有していました。そんなことを繰り返すうちに大学生サークル用の団体一括交渉グループができました。「情報交換組織 4Sクラブ」これが初めての起業でした。
数年後若者へのアプローチが得意だったこともあり、若者向けに旅行業と広告業(セールスプロモーション)の会社を作りました。その中で音楽、特にニューミュージックが流行っていて、音楽をキーワードにコミュニケーションをとろうと思っていました。ニューミュージックというのは、ロックというよりシンガーソングライター、杏里とか安全地帯のようなイメージです。
1998年に独立系のレーベルを立ち上げ、そのプロモーションの仕組みとしてネットでジャパン・ジャズを配信するJJazz.netを作りました。その頃のインディーズは独立した自主的なイメージではなく、
2軍の様に思われがちで、イメージが悪く大変でした。
独立系のレーベルを立ち上げた理由は、特にジャズのようなニッチなマーケットではメジャーではアーティストが雑に扱われていたように感じ、音楽ビジネスの無駄な所を省いて音楽会社とアーティストを対等な関係で繋ぎたかったのです。
音楽ビジネスの仕組みを簡素化して、仕組みをガラス張りにした形でメジャーではできないことをやりたかった。そこで、ネットでのプロモーションと流通開拓を行いました。
でも、当時は今と違ってネットの環境も発達しておらず、配信側も受け手側も環境が整っていませんでした。
音で聴かせるというコンセプトがあったので、その仕組みへ踏み込んで調べてみたら費用が高くビックリしました。
また、各レーベルに話をして理解してもらって協力してもらわないと、音楽を流すこともできません。
音楽業界は、1995年頃にIT業界の会社が権利を買いあさった背景もあってIT自体に警戒心を持っていたんです。
そのため、配信許可を取るのに苦労しました。レーベル側の立場に立って丁寧に説明し、最初は10のレーベルから始めました。次第に、視聴者も参加レーベルも増えていきました。
現在12年目で安定はしてきたけど、初期は大変でしたね。今やっと、最初の頃思い描いていた形になりつつあるという感じです。音楽は理屈抜きで、聴く人の心に響く。30代~50代の男性を中心に音楽を通じて日本を元気にしたいと思っています。

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