【紫舟】書とITを融合させ新しい書のカタチを生み出したスゴい書家!

紫舟
日本の誇る文化の一つである「書」。本日は、映画やCM等に書を提供し、世界で展示や、書の披露をするなど多方面で活躍するスゴい書家!が登場する。
彼女は2012年3月にチームラボと共同でITテクノロジーと書の融合作品としてフランスのLaval Virtual2012に1位通過で招待出展。「設計芸術文化賞」を受賞するなど海外でも活躍をしている。
また、彼女の書はTVではNHK大河ドラマ「龍馬伝」美術番組「美の壺」題字などに起用されており、読者の皆様も目にしたことがある方が多いのではないだろうか。
日本国内だけでなく海外でも活躍する彼女も、2005年に作品を海外に出した時には大きな挫折を経験したという
どのようにして、その挫折を乗り越えたのか?
さあ・・・書家、紫舟様の登場です!

「挫折に向き合う」
幼い頃は色々なことに関心があり、日本舞踊、ピアノ、バイオリンなど、たくさん挑戦した中の一つに書がありました。
将来何になるか考えた時、職業はイコール夢だと言えるほど大切なものだと分かっていました。
けれど、真剣に考えても分かりません。ついに、分からないまま社会人になってしまいました。
社会人になって3年でその時の仕事をやめ、自分がそれまでしてきたことで最も情熱を注ぐことができた書の活動に集中することにしたのです。職業として書家になる覚悟もこの時出来ました。
2005年にイタリアからオファーがあり、書家になって初めて海外へ作品を出展しました。
その時、書自体は文化として海外でも通用していましたが、作品の表現が文化の粋を超えず芸術として世界基準では通用しないと分かり、大きな衝撃を受けました。
その後、海外を中心に活動をし、虚空の実績を残し、それを逆輸入する形で日本での活動の足がかりとする事も出来たと思います。しかし、それよりもまず、日本で力をつけ腕を磨く必要があると思い、国内を中心に活動することを決めました。
今年3月にフランスのLaval Virtual2012に招待され、アートの祭典に出展しました。
私の作品を見る周りの人々の反応を見て感じたのは、2005年の時の様な、「全く通用しない」という感覚ではありませんでした。「通用するかもしれない」と思えました。
幸いその時「設計芸術文化賞」もいただきました。失敗や挫折を乗り越えるには、向き合い、引き受ける事だと思います。私は、2005年の経験と向き合う事で、海外からオファーが来るまで日本を中心に腕を磨こうと考え、実践しました。その結果、新しい表現を手に入れ、世界に通用しはじめるきっかけを掴みました。
これも小さい頃から習い事をし、小さな失敗や挫折を乗り越えていたから体感として分かっていたのだと思います。
人生において、情熱を傾けられる事は多くありません。情熱を傾けられる事を大切にして生きる事で人生がキラキラ輝くと思います。
私にとってそれは書でした。私は、天職だと思う書で新しい何かを残す事が自分の天命だと思い、情熱を傾けています。

 

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