【山本 太郎】反原発活動を行う人気俳優のスゴい人!

山本 太郎
多数のテレビドラマや映画に出演し、俳優として活躍していながら反原発を社会に呼びかけている本日登場のスゴい人!。
テレビ出演のきっかけは、お笑い番組「天才・たけしの元気が出るテレビ!!」のダンス甲子園。個性的なパフォーマンスで一躍人気者となったが、学校生活では苦労も多かったという。
俳優として着々とキャリアを重ねてきた彼が苦悩の末に反原発活動を始めたそのきっかけとは?
俳優という職業そして、反原発運動へかける思いをお聞かせいただきましょう!
さあ・・・俳優、山本太郎様の登場です!

「未来のために」
高校生の頃、クラスはダンス甲子園の話題で持ちきりでした。皆の気持ちを自分に引き付けたいというミニマムな世界観が、ダンス甲子園出演のきっかけでした。
中高一貫の厳しい学校だったので出演後校長室に呼ばれ、「このままTVに出続けたら学校にいられない」と言われました。
職員室から母に電話をすると、「あなたの人生だからあなたが決めなさい」と予想外の答えが返ってきました。厳しかった親が一番の理解者だったと気付き、感動して職員室中に響き渡る声で号泣しました。
結局、高校は中退。俳優の道へ進みました。最初は、与えられた台詞を読むだけ、と俳優業を甘く考えていました。仕事への魂の入れ方もわかりません。
しかし、井筒監督の現場で求められた演技を最後まで表現出来なかったのです。
その時、俳優は職人だと気づかされ、意識が変わり、アプローチの仕方や掘り下げ方も変わりました。
監督の他の役者への指導も自分へのメッセージだと思い、全て耳を傾けました。すると、俳優としての仕事も増えました。
東日本大震災の津波映像をTVで見た時、人間の無力さを痛感しました。
地震で冷却システムが壊れ原発を冷やせないと知り、血の気が引きました。
直感的に、政府はきっと隠すと思いました。マスコミは政府発表の“安全”だけを熱心に伝え続けました。
もう生き延びられないかもしれない。生きたい!
細胞全体から湧き上がる今迄感じたことがない感情が芽生えました。
声をあげるかどうか眠れない日が続く程に迷い、何度も自問自答を繰り返しました。
自分の仕事は、スポンサーさんのお蔭だから声をあげれば仕事が無くなる。仕事の無い自分にどうやって母親を養える?
立場的に声をあげなかったとしてもみんな理解してくれる。でも、原発事故の健康被害が表れだした時、自分はどう思うのか?目の前の生活の為に声を上げないという選択は、自分自身納得できるのか?
文部科学省が、子供の年間被曝許容量を世界基準の20倍にあたる20ミリシーベルトまで釣り上げました。
26年前事故のあったチェルノブイリでは年間5ミリシーベルトの被爆許容量で強制移住になると言うのに。
子供は国の未来です。政府はこの国の未来を諦めている。原発マネーを手にしている人達に殺される位ならマスコミでも何でも出ようと決めました。愛情の反対は無関心だと言います。「何もしない」ことは黙認に繋がります。
これからも僕は自分の命の為、子ども達と国の未来のためにも、声をあげ続けます。

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