【石井 浩一郎】逆境の人生に打ち勝ち走り続けるレーサー

石井 浩一郎

今、アメリカで日本では想像できないくらい、とあるモータースポーツが流行っている。
“NASCAR(ナスカー)”だ。V8エンジン搭載のマシンが楕円形のコースを集団で疾走する。あたり前のようにクラッシュが起きる。繰り返される危険に観客は興奮する。そのレースに挑戦し続けている一人の日本人がいる。元々は、バイクのレーサーだった。度重なる怪我、そして、大病。でも、彼は絶対にレーサーを辞めない。危険だらけのナスカーに逆境に人生を犯され続けた男が挑む!
さあ、石井浩一郎様の登場です!

「諦めなければ夢は叶う」
深夜のテレビ番組で疾走するバイクレーサーを見た瞬間、僕の夢が決まった。小学校5年生の時。とにかく、お小遣いを貯めようと思った。それしかできなかったから。
中学校に入ったら片っ端からバイトをした。すべては、夢のバイクにレーサーになるため!
人生初のレースは土砂降りだった。ギアの変え方もよくわからない状態で参戦し、コケまくった。周りが就職活動をしている中、一切、就職活動をしないで、練習にのめり込んだ。初めての大きなレースの最終コーナー・・・。気持ちが焦ったのか、前のバイクのタイヤに当たって僕は宙に投げ出された。これが最初の大きい大会でのアクシデント。そして7時間耐久レースにエントリー。また、そこでも思いもよらないアクシデント。160kmで転倒頭から着地した結果、ヘルメットは真っ二つ。大けが、それも右半身筋肉挫滅。あの世へ逝った・・・かと思った。しかし、ここで辞めるわけにはいかない。僕は休まず、次のチャレンジに向けて復活を目指す。
やっと後遺症も軽くなり、それを機会に四輪に転向。ラリー初参加で、初優勝。
でも・・・次は、病気が襲いかかってきた。“脊髄症硬化症候群。”難病指定されてない難病と言われ、手足がしびれ、体が一切動かなくなる病気だ。正直、一時は自殺も考えた。悔しかった。何度となく死を意識してレースで走っていたが、まさか病気で死ぬなんて・・・。そんな死に方はいやだ!!すると奇跡が起きた。おそらく、僕の症状で完治した人は世界中で僕だけらしい。もう、怖いモノはない!
今は、NASCAR(ナスカー)と呼ばれる、楕円形のサーキットを何周もするレースに挑戦中。僕は人生を夢に捧げた。
怪我や病気くらいでは諦めない。僕は勝つ!!

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