【常磐津 文字兵衛】先代が人間国宝という重圧を受け止めたスゴい人!

常磐津 文字兵衛
祖先の存在が今の仕事にどのくらい関わってきてますか?
今日の男は、初代が始めたことを代々、継承する家系に育った。
なんと、人間国宝という重要無形文化財に認定された方もいた。
まさに、サラブレッド家系。
生まれながらにして天命が決まっている人の人生とは?文化の継承とは?
さぁ日本文化の至宝、常磐津文字兵衛様の登場です!

「古典日本音楽と現代の日本音楽そして世界」
江戸時代末から続く、歌舞伎音楽を伝承する家に生まれた。幼時から古典音楽の早期教育を受けた。
舞台を勤めるとご褒美がもらえるので続けた。
中学を卒業するころ、専門家となる決心をした。
子供の頃とは違う。修行は大変だ。自らに大きな負荷をかけて練習に励んだ。
一方で、新しい日本音楽を作りたいという思いも募った。
音楽大学で日本音楽、西洋音楽の双方を勉強した。
現在は母校で古典と作曲の技法を後進に伝えている古典音楽の分野では、歌舞伎公演
の立三味線(タテシャミセン=コンサートマスター)となることが出来た。
そして日本政府から、日本文化を海外に紹介する、文化庁文化交流史に指名された。
何かと縁の深い韓国で徹底的に活動した。
沢山の発見や多くの人との出会いがあった。涙が出るほど嬉しかった。

挫折は沢山あったと思う。只、僕は挫折をすぐ忘れてしまう。
締め切りも、いやなことも、解決していない問題もすぐ忘れてしまう。
辛いことの渦中にいるときは、これは「行」をしているのだと思う。そう、座禅とか荒行とかと一緒。
伝承を後世に伝えること、新しい日本音楽の可能性を提示すること。これが、僕がこの世ですべき
仕事なのだろう。

これからも地道に自分の歩調で歩いてゆく。

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