【菅野 敬一】世界中のセレブリティを顧客に持つ埼玉の町工場の職人

菅野 敬一

ロバートデニーロ、ジョージ・クルーニー、ユマ・サーマン、モナコの王様・・・そして、国内においては、ビームス、ユナイテッドアローズ、伊勢丹・・・
こぞって、彼の作り出すモノに人々が集まる。
そのモノとは・・・ジュラルミンケース。
先代から受け継いだ職人気質を礎に時代の最先端をつくり続ける男
菅野敬一様の登場です!

「好きこそものの上手なれ」
17年前、バブル崩壊の波は飛行機や新幹線の部品を作る、私たち町工場にも襲い掛かかりました。
祖父から続く工場の瀕死に直面した私は「どうやって死のうか」毎日そればかり考えていました。
その時は助けてくれた取引先のおかげでなんとか食いつなぐことができたのです。
努力?した記憶はありませんね。
与えてもらった仕事をこなすだけの毎日でしたから。
その傍ら昔から好きだったカバンを趣味として、自分が使うために作って持ち歩いていたのです。
これが今の渓水ジュラルミンケース”AERO CONCEPT”の原点です。
もちろん根っからの職人ですから営業なんかできるわけでもなく
そうこうしているうちに「そのカバンいいね、私にも作ってよ」という人が徐々に増えて・・・
気がづいたらビームスやユナイテッドアローズが扱い、伊勢丹や阪急で販売されるようになっていたんです。
わたしは、モノが作りたくて仕方ないんです。
食べるときも寝るときもいつも製品のことばかりを考えています。
僕の作った作品が世界中の人々の手に行き渡ることを考えてワクワクしながら・・・
休みなんていらないのです。日曜日だって工房でデザインをおこしたり、製品にしたりしてます。
今ですか?以前の100倍くらい幸せですよ。
だって、昔は請負ですから発注元のご機嫌を伺いながらやっていたのが今は好きな仕事を自分のペースでできるんですから工房の隅のソファで家内が読書しながら見守る中でね。
これからの残された人生においては、この町工場から生み出す商品を世界中の人々に使っていただくことで御世話になった人たちに恩返しをしていけたら幸いです。
好きで好きでしかたがない‘モノ作り’を続けられているのは、あの時助けてくれた人たちがいたから、
そして私の手から生み出される製品で喜んでくれる人たちがいるからなのです。

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